賃貸物件の種類

デザイナーズマンションの説明

デザイナーズマンションとは
デザイナーズマンション

そもそも「デザイナーズマンション」という名には固定された定義があるわけではありません。


一般的には、“建築家がこだわりを持ってこれまでにない斬新なプランを実現させた住宅”を指すことが多いようです。


よく「コンクリート打ちっぱなしの外壁」が例に取り上げられますが、それがすべてではありません。


例えば、60平米でワンルームだったり、キッチンが室内の中心にあったり、トイレやお風呂がガラス張りだったり。
これまで普通の住宅ではあまり見ることのなかった個性的な設計やプランニングが多く見受けられます。


一部のデザイナーズマンションの賃貸物件は、入居待ちの人達が出るほど人気の物件もあります。


賃料は、同じ立地や築年数条件のものと比べて決して安くはありません。けれども、入居希望者からみると、「人と異なるこだわりを住居にも表現したい」「自分の好きな建築家が設計した家に住みたい」という強い思いを実現させてくれる住宅なのです。


これまでは、こういった少数派の意向に応える物件は空室の不安もあってか、それ程多くありませんでした。けれども、最近ではデザイナーズマンションが人気を博している現状を前に、“こだわり物件”に取り組む会社やオーナーも増えてきています。

デザイナーズマンションのメリット・デメリット
デザイナーズマンションのメリット
デザイナーズマンションのメリット

上記の「デザイナーズマンションとは」でも説明したように、「人と違う住居に住みたい」という人に対して強くアピールできることです。


たとえば、斬新な外観やプランニング・設備などで“こだわり派”の入居者を見つけやすくなります。


デザイン美などから街のランドマーク的な存在になることも十分あり得ますし、デザイナーズということで賃料を高く設定することもできるでしょう。

デザイナーズマンションのデメリット
デザイナーズマンションのデメリット

建築の仕様によりますが、デザインが凝っている分、一般のマンションに比べて修繕費がかかる場合があります。


例えば、コンクリート打ちっぱなしの外壁は、壁面塗装がされていない分、雨や直射日光の影響を受け、劣化が早くなり、修理の周期は短くなるでしょう。


また、少数の“こだわり派”仕様が災いして、なかなか入居者が見つからない可能性も考えられます。


都心からかなり離れていたり、駅から遠かったりするデザイナーズマンションが苦戦している例や、あまりに建築家のこだわりが奇抜過ぎて居住性能に優れていなかったため、途中で空室が発生している例もあるようです。


いずれにしてもデザイナーズマンションは、これからもライフスタイルの多様化というバックグランドを得て、一定の支持を保っていくと考えられます。


けれども実際に「自分もデザイナーズマンションを」と考える時は、単に建築家にデザインをお願いするのではなく、土地の立地や周囲の環境、想定する入居者ターゲットなどのさまざまな条件を総合的に勘案して検討する必要があると言えそうです。